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無線職人のつぶやき

初級編

2019/02/19

電波法をご存知ですか?(電波利用にはルールがあります。)

無線コラムアイキャッチ

私たちの日常にスマートフォン(携帯電話)や無線LAN等が欠かせなくなってきました。
これらの機器が電波を利用している事は知っていても、利用するためには「電波法」という法律を守らなければいけない事をご存知でしょうか。
電波を使用(電波を送信する)ためには、
 (1)定められた規格の機器を使用する。
 (2)無線局の免許を受ける。
 (3)資格を持った人(無線従事者)が操作する。
が原則です。
(これを守らないと電波法違反となり処罰を受けることになります。)

でも、スマートフォンを使うために無線の資格を取得したり無線局の免許を受けたりはしません。
これは、利用するスマートフォンが電波法の規定に従って、
 (1)定められた規格の機器であることが保証されていて、
  ※機器に技術基準適合のシールが貼られていたり、画面で認証マークと認証番号が表示されたりします。
 (2)通信キャリア(携帯電話会社)が一括して免許を受ける。
 (3)SIMが無いと利用できない。(通信キャリアの管理下にある。)
といった条件を守っているからです。

このように、電波の利用目的によって機器の規格・使える周波数・出力あるいは無線局免許・無線従事者免許の要否などが電波法で詳細に規定されています。
よくある違反の例としては、
 (1)海外製機器が国内規格を満足していないのに、使用して重要な通信に妨害を与えた。
 (2)無線局免許や無線従事者資格がないと使えない無線機を無免許・無資格で使用した。
などがあります。
電波を利用した機器の設計やシステムの構築を検討される場合は、トラブルを避けるために電波法について十分な知識があり経験豊富な業者に相談される事をお勧めします。
 
 ※参考サイト
  (1)総務省 電波利用ホームページ 電波の利用ルール
    http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/index.htm
  (2)電波適正利用推進員協議会 DENPA NET ホームページ
    http://www.cleandenpa.net

 
福岡俊幸(ふくおかとしゆき)
この記事を書いた人の顔写真

中学生の時ラジオから聞こえる海外の放送をきっかけに電子機器や無線に興味を持ち、コンピュータや真空管アンプ、オーディオなどのものづくりに没頭する。九州テンに入社後は無線を利用した水防システム(雨量や水位の観測・防災無線など)の設計や運用支援業務に25年間従事。現在は定年退職を機に情報システム部門に転籍し、これまでの経験をもとに社内システムの支援業務を行っている。現在も真空管を使ったアンプやラジオ作りは趣味のひとつ。

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