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IoTゲートウェイ機 QRIoT(キュリオット)導入事例

導入事例―東日本電信電話株式会社様

リアルタイムの水質管理で斃死率低下を目指す

NTT東日本様トップイメージ

東日本電信電話株式会社 (以下、NTT東日本) 様は、温泉水を利用したトラフグの陸上養殖をしている株式会社岩商様と、養殖における水質管理のIoT化に向け、QRIoTを採用した実証実験を行なっています。

東日本電信電話株式会社
事業概要:東日本地域における地域電気通信業務
法人サイトURL:https://www.ntt-east.co.jp/

IoTを提案したきっかけを教えてください

(NTT東日本様)
デリケートなトラフグを海ではなく陸地で養殖している現場を拝見し、岩商様とお話しする中で、養殖用水槽の水質検査を日々行なっていることや、魚の斃死率を下げたいという困りごとを伺ったのがきっかけです。我が社の強みである通信やIoTの技術によりリアルタイムで水質管理を可能とすることで解決策をご提案できるのではないか、と考えました。

養殖場内
養殖場内
温泉トラフグ
温泉トラフグ

(岩商様)
養殖施設ではトラフグの成長段階に応じて水槽を分けており、さらに水質に起因したリスクを分散するため、同じ水が循環する水槽を分けて飼育管理しています。トラフグを育てる水槽が4槽、水を浄化するろ過槽とオゾン槽の計6槽で1つの循環系統となります。循環系統は全部で7つあり、日々の水質検査や見回り作業を循環系統ごとに行なっています。

検査機器は一つしかないため、感染症等のリスクを考慮し、異なる循環系統の水が混じることがないようバケツで水を汲み水質検査を行なっています。また、限られた土地で行う陸上養殖では水質が悪化しやすいため、週に2~3回ほど水の入れ替えをしています。水を入れ替えた後は水質が変動しやすいため、こまめな水質検査が必要です。

水質検査項目は7項目あり、アンモニア、硝酸、亜硝酸は週に2回、pH、DO(水中に溶けた酸素濃度)、塩分濃度、水温の4項目は毎日朝・夕の2回検査しています。水質検査はコストとスタッフ稼働がかかるため、他の業務が忙しく夕方の検査が後回しになることもある状況です。一般的な斃死率は海では50%、陸上養殖では20%~30%と言われており、私たちの養殖施設でも20%前後です。

一つの循環系統の図
一つの循環系統の図
実際に水質検査をしている様子
実際に水質検査をしている様子

QRIoT採用の理由

インタビュー写真1
NTT東日本 佐々木達也様

(NTT東日本様)
九州テンさんはハードウェアからソフトウェアまで高い技術力と開発力があるのが魅力です。様々な場面で技術的なアドバイスをいただき、また、迅速に対応いただきました。日本の水産業や地域経済活動においての課題を共に解決していくパートナーとして、前向きな意思を感じられたことが導入の決め手です。九州テンさんの技術力と対応に加え、QRIoTの機能や価格、これまでの実績などを踏まえ、採用する運びとなりました。
2020年は新型コロナウイルスの影響により対面での活動が制限され、非常に活動しにくい環境でしたが、九州テンさんは遠隔での打ち合わせにも対応しており、スムーズに進めることができたと感じています。

実証実験の手ごたえ

(岩商様)
現在は実証実験を7つあるうちの1つの循環系統で行なっています。今後、全ての循環系統で実現できれば、現場へ行って検査をするという工程がなくなり、大幅に手間とコストの削減ができると思います。また、水質検査をこまめにできるという点も斃死率の低下に生かせるのではないかと期待しています。

(NTT東日本様)
この実証実験での最終的な目標は陸上養殖における斃死率の低下です。日々の水質検査に要する時間を削減しながら、検査頻度を増やすことができるため、リアルタイムに計測した水質データを蓄積することで、水質と斃死の因果関係を「見える化」したいと考えています。

水質の状態管理画面
水質の状態管理画面
QRIoTⅡや電源を入れている防水ボックス
QRIoTⅡや電源を入れている防水ボックス
防水ボックス内のQRIoTⅡ
防水ボックス内のQRIoTⅡ

今後の展望についてお聞かせください

インタビュー写真2
NTT東日本 林健太郎様
(岩商様)
水質が適正範囲外になりそうなときに、メールで知らせてくれるといいですね。また、測定結果の見やすさも重要になると思います。どこの水槽のデータなのかわかりやすくしたり、グラフの表示期間を1週間、1か月などと選択できたりすると、より水質の分析がしやすくなると思います。NTT東日本さんをはじめ、現場の声を反映してくださるので期待しています。

(NTT東日本様)
今後も、九州テンさんとは地域経済活性化に向けた新たな取り組みにおいてパートナーとしてビジネス展開できればと思います。新型コロナウイルスで需要が増えた「遠隔で管理する」シーンは、終息後も多く求められてくるものだと思います。また、QRIoTもエッジ機能など更なる機能の拡充を期待しています。水産業以外の課題解決も可能だと考えているので、共に歩んでいくパートナーとして期待しております。

システム概要

当システムは、水質センサーからの情報をRS-232CでQRIoTⅡに受信・集約し、パソコン等の端末に無線LANで接続。水質の情報をリアルタイムで画面に表示します。

システム概要図

※掲載内容は、2021年1月現在のものです。

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