NTT東日本様
リアルタイムの水質管理で斃死率低下を目指す
職場環境改善で業務も効率化
株式会社富士通エフサス九州支社様では、IoT向けゲートウェイ機「 QRIoT(キュリオット)」を活用して、オフィス内9箇所に温度・湿度・照度・騒音のセンサーを設置し、各フロアの環境情報を収集しております。
収集したデータはリアルタイムに画面に表示され、各フロアの環境情報が一目で把握できるようになりました。富士通エフサス様では、より良い職場環境の実現を目指し当該システムを運用されています。
社員が働きやすい環境を整えたいという想いから、九州支社オフィスの大規模リニューアルが計画されました。その一環としてオフィス環境情報を可視化したいと思いました。
また、環境ISOにつきましても社内にてオフィス内の環境情報の報告が必要となっており、業務効率向上のためにも自動化が求められていました。
当初、QRIoTの親機~子機間はWiFiを利用した通信を検討していましたが、周波数の混在等の問題が発生しました。
その際、特小無線を利用した通信も可能というQRIoTの柔軟性を活かし、問題を解決できました。
今までであれば、このエリアは寒いのでエアコンを弱くしようとか、暑いので強くしようとかは個人の感覚でしかなかったのですが、見える化されたことで、視覚的にこのエリアは何℃だから設定を変えようとか、タイムリーに状況が把握できるのでエコの面でも非常に役立っていると感じています。
当社に来社されたお客様からも様々なご質問をいただき、見えない部分の可視化について大変好評です。
今後は、データを蓄積し様々な場面に役立てていきたいと思います。
システム概要
当システムは環境センサーからの情報をBLE(Bluetooth Low Energy)でQRIoTが受信します。QRIoTの中継機能を利用し、QRIoT (子機)で受信したセンサーデータを特定小電力無線にてQRIoT(親機)に集約し、各観測箇所の環境情報をリアルタイムに画面に表示します。
※掲載内容は、2017年6月現在のものです。
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