ACE.MediStation導入事例
慶應義塾大学病院様
製品・ソリューション
医療機器管理システム 「ACE.MediStation」導入事例
導入事例―筑後市立病院様
ME機器の中央管理を効率化。臨床業務もシステム化することで業務の情報を一元管理
筑後市立病院様では、ME機器管理システム「ACE.MediStation」を導入されています。「ACE.MediStation」の導入のきっかけや運用についてお話を伺いました。
- 地方独立行政法人筑後市立病院
- 所在地:福岡県筑後市大字和泉917-1
- 設立:昭和24年
- 病床数:233床
- サイトURL:https://www.chikugocity-hp.jp/
課題 ー 少人数で業務を効率化
導入のきっかけ
医療機器安全管理室は3名体制のため、業務の効率化が課題となっていました。機器管理については業務ごと、機種ごとに台帳での管理をしていましたが、管理機器の台数が増えるにつれ、手作業での管理に限界を感じていました。システム導入の話は必然的に持ち上がり、いくつかのパッケージを検討しました。選定のポイントとしては、我々の業務をどれだけ省力化できるかでした。
特に、機器管理だけではなく臨床工学技士が関わる臨床業務に関しても省力化を目指しており、情報の記録とメンバー間の情報共有について、解決策を模索していました。
ACE採用の理由 ー 要望を取り入れたシステム提案
業務全般を管理するトータルシステム
ACEを採用したのは視認性の高さ、見やすさにありました。それから柔軟なカスタマイズ性。他社はシステムに合わせた代替運用を提案されましたが、ACEは病院が要望した内容を機能として実現し、実際のシステムとして作り込んで見せてくれたのが大きかったです。
我々がどのような運用をするかを想定し、システムとして最適な機能を提案して頂いたことで、業務がどれほど効率化できるかが容易に把握できました。ACEは、従来の「機器を管理するだけのシステム」の枠を超えた、業務全般を管理するトータルシステムと言えます。
効果 ー 情報の一元化と省力化の実現
操作しやすく、データの二次利用にも活用
ME機器を持ち出す際にシステム入力をする看護師からも「操作がとても分かりやすい。従来は台帳へ手書きだったので時間も大幅に短縮できた。」と好評です。他の業務についても、紙運用からデータ管理になったことで特定の機器の修理実績などデータの後追いがしやすくなりました。
また、他のスタッフが行った業務の情報もシステムで一元管理しているので情報共有がしやすくなりました。臨床業務の管理については、病院の運用に沿った内容にカスタマイズしていただいたので業務実施結果の情報検索や、実施件数の集計などがとてもしやすく、我々の業務成果の見える化が実現できました。
- 無人端末機利用による機器の貸出返却における管理コストの削減
- タブレットを利用したラウンド点検による点検管理の効率化
- 臨床業務機能によるスケジュール管理と手配漏れの防止
所感 ー 望みは実現し、非常に満足
今後の展開に期待
宇都宮様へ今回のACE導入について伺うと「ほぼ望みは実現しており、非常に満足しています。」との高い評価を頂きました。「今後は我々の経験を活かし、製品開発に提言していきたい。」と言っていただき、ACE.MediStationに対する高い期待の表れを感じました。菊池様からは「臨床工学技士の仕事にもAIやIoTの活用を是非検討していただき、さらなる業務効率化を実現したいです。」とのご意見を頂きました。
これらのご要望を今後の製品開発にも活かしていきます。
展望 ー さらなる情報の統合
ME業務総合管理システムへ
現在、さらにシステムの機能充実を進め、ペースメーカーや体外循環装置などの情報管理についても開発を進めています。また、バイタル情報の管理や電子カルテとのデータ連携など、病院全体の省力化に向けた様々な機能の実現を検討しています。
システム構成
※掲載内容は、2018年2月現在のものです。
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