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ME機器管理システム 「ACE.MediStation」導入事例

導入事例―愛知医科大学病院様

医療機器だけじゃない、院内のあらゆる修理品を一元管理
ME管理システムの枠組みを越えて活用

愛知医科大学病院様トップイメージ

愛知医科大学病院様では、ME機器管理システム「ACE.MediStation」を導入されています。「ACE.MediStation」の導入のきっかけや運用についてお話を伺いました。

愛知医科大学病院
所在地:長久手市岩作雁又1番地1
設立:昭和49年
病床数:900床
サイトURL:https://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/
 

課題 - 機器情報を病院全体で共有したい

導入のきっかけ

インタビュー写真1
勝 啓佑様

本院では臨床工学部のスタッフが独自で作成したシステムを使って医療機器を管理していました。しかし、業務内容の見直しに伴うシステムの修正や機能の変更などは、作成したスタッフしか対応できず、臨床工学部の業務運用への影響を考えた場合に課題だと感じていました。また、医療機器だけではなく消耗品や各種部品、取扱説明書などの資料もシステムで管理できれば効率が上がると考えていましたが、業務の空き時間でそこまで作り込むのは不可能でした。旧システムはスタンドアロンでの運用であったため、現場スタッフが機器の在庫状況を知りたい場合は、その都度電話による確認が必要でした。
医療機器や関連する情報を一元的に管理でき、院内のどこからでもアクセスできる環境が整えば現場スタッフや臨床工学技士の業務効率化が図れると考え、汎用性の高い専門のシステムの導入を検討しました。

ACE採用の理由 - 課題解決のために積極的な提案

修理業務の効率化を求めて

インタビュー写真2
早川 峻輔様

導入にあたりいくつかの管理システムを比較検討しました。そのなかで、ACEは視認性の高さが良かったですね。医療機器管理システムは臨床工学技士だけではなく、現場スタッフも利用することを前提に考えていましたので、使いやすさ・分かりやすさは重要でした。また、機器の貸し出し、点検、ラウンド業務に加え私たちが重視したのは機器に関する様々な情報(部品や取扱説明書、修理記録など)を管理できることと、院内の修理業務の効率化でした。毎月400件以上発生する修理は、現場スタッフが依頼伝票を手書きしていた為、依頼する人によって書き方の違いがあり、現象の確認や調達する部品の調査に時間を要していました。様々な管理システムの中で当院の要望を実現してくれるのはACEだけでしたし、さらに私たちの悩みを理解し、課題解決のために積極的に提案してくださったことも決め手でしたね。


貸し出し画面  状医療機器に貼り付けてあるQRコード
貸し出し画面より医療機器に貼り付けてあるQRコードをスキャンするだけで貸し出し完了となる


効果 - 大幅な効率化を実感

ACEが病院の仕組みを変えた

インタビュー写真3
黒田 貴樹様

ACEは電子カルテと連携しており院内のどの端末からでも利用できるため、現場スタッフが電話で在庫状況を確認することも不要になりました。また、機器の貸し出しに関しても、従来は紙に病棟や台数を記入してもらい、後からシステムに登録していましたが、今はQRコードをかざすだけで登録完了でき、大幅な効率化が図れています。日々の点検業務もタブレット端末を使った運用となり、現場で資料や過去の記録を確認できるようになりました。部品の交換時期も今までは現場に行かなければ不明でしたが、システムを導入したことでデータ管理が可能となり、部品交換予定や定期点検のスケジュールを計画する時間も大幅に削減できましたね。
ACEは機器に付随する部品も管理でき、写真も登録可能なので、カタログ的な画面で必要な部品を確認できます。修理伝票もフォーマットが整備され、誰が依頼しても同じ内容で発行されるようになりました。修理履歴が確認でき院内で共有できるのもいいですね。当院では医療機器ではない医療備品(車いすや、点滴棒、メスやピンセットなど)の修理件数管理もACEを活用しています。ACEを導入してからは、病院にある全てのモノの修理窓口をMEセンターで対応するように変更し、用度課の担当者が常駐して受付業務を担ってくれています。


事務スタッフの修理品を受け付け
事務スタッフがMEセンターに常駐し、医療機器を含む全ての
修理品を受け付けている
修理部品を画像で登録
修理部品を画像で登録
取扱説明書も画面で確認
取扱説明書も画面で確認
できる

所感 - 働き方改革に貢献

臨床現場のワークシェアリングを拡大

ACEを導入したことで臨床工学技士はもちろん、現場スタッフも事務スタッフも大幅な時短が実現し臨床工学技士が臨床現場で活動できる時間が確保できました。九州テンさんは我々でも無理かなと思うような要望に丁寧に対応してくださりますし悩みを共有して漠然としたイメージをカタチにしてくれます。これからも更なる業務効率化を一緒に推進する頼もしい存在です。
今後は空いた時間を活用し、医師、看護師とワークシェアをすることで、病院全体の働き方改革に貢献していきたいですね。

掲載内容は、2023年9月現在のものです。

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